Face to Face[紙版]は
毎月第2水曜日発行!
富士地域で活躍する人々の思いを伝える共感と普遍性のインタビュー特集
“Face to Face Talk” 注目のバックナンバー
Vol. 120|岳南小品盆栽会 会長 池田 豊
《鉢の中のイノベーション》引退後の男性が静かに楽しむ渋い趣味。そんなイメージを持たれがちな盆栽が、若い女性に手軽でかわいいインテリアとして、海外の富裕層には日本文化として人気です。富士地域で長年にわたり盆栽の普及・発展に寄与してきた岳南小品盆栽会の池田豊さんに話を伺いました。
Vol. 170|薬菜健康クラブ 代表 浅野 龍雄
《健康は自分で作るもの》畑での野菜づくりを楽しむ高齢者サークル「薬菜健康クラブ」代表の浅野龍雄さん。仲間と野菜を育て、また夫婦で山登りと、常に自分と向き合いながら活動を続けています。「高齢者」と書きましたが、その若者のような体力と人生を楽しむ積極性の秘密は、セカンドライフをより楽しみたいすべての方必読です。
Vol. 199 |文筆家 甲斐 みのり
《 すてきな探しもの》富士宮出身の文筆家、甲斐みのりさん。身の回りにある街の風景や生活の味わいを描くその文体と企画力には、全国的に多くのファンがいます。好きなことを素直に好きと言えるその独自の視点の秘密は、あるときから始めた「よかった探し」にありました。
Vol. 197|静岡きょうだい会代表 沖 侑香里
《 自分を生きていい》子どもながらに家族を支える「ヤングケアラー」という言葉が知られるようになった昨今。障害を抱えた人々の兄弟姉妹=「きょうだい」たちの交流の場「静岡きょうだい会」を立ち上げた沖侑香里さんに、自らのヤングケアラーとしての体験とこれからの思いを伺いました。
Vol. 139|静岡県富士山世界遺産センター 学芸課 准教授 大高 康正
《山が映すは人の営み》富士宮市の新観光名所、富士山世界遺産センター。地元民にとって当たり前にそこにある富士山ですが、学芸員・大高康正さんにお話を伺うと、それがただの自然物ではなくて昔から人々の生活に密着した存在だったことがはっきり見えてきます。
Vol. 156|洋画家 牧野 満徳
《調和と不協和の風景》世界中で評価される画家の牧野 満徳さん。独自の技法で描かれる富士山は、牧野さんが持つ調和と不協和の繊細なバランス感覚の上に成り立っていました。
Vol. 168|川村病院 緩和ケア病棟|いまここ|医師 大木 学
《ここに、おくりもの》最後まで自分らしく生きる。今、ここにあるものに心を開く。世界に溢れる美しさに気づく。緩和ケア医師の大木学さんのお話は終末医療にとどまらず、生きることの哲学探求へと広がっていきます。
イベントから社会問題・オピニオンまで、富士地域でいま起こっているできごとを伝えるローカル時事ニュース
【沼津】Cafe『花野子』(かのこ)で美味しいコーヒーと香り高い時間
沼津西部にある珈琲店・花野子。コーヒー好きに広く知られるこのお店は、本物の味わいが楽しめる至福の空間です。
地元を再発見!『吉原郷土かるた』
古くから東海道の宿場町として栄えてきた、富士市吉原地区。往時の面影を残す吉原商店街や「おてんのうさん」の愛称で親しまれる吉原祇園祭などがあり、富士市内でも中核的な存在となる地域だ。ここで昨年、吉原地区生涯学習推進会・成人教育部が企画した『吉原郷土かるた』が制作・発売された。老若男女、多くの地域住民の協力によって誕生したかるたには、熱い地元愛がふんだんに盛り込まれている。
愛してやまない『のっぽパン』ヒストリー
沼津市民、そして静岡県民のソウルフード、のっぽパン。沼津港そばのバンデロール本社工場で毎月第1日曜日と第3日曜日に行われる工場直売市には、ここでしか買えないのっぽパンが数多く並んでいる。
不要品で助け合って循環社会『Fujiリユース・エコマーケット』
4月にふじさんエコトピアで開催された子育て用品のシェアイベント、Fujiリユース・エコマーケットに行ってきました。
コロナの片隅で(5) 富士市議会議員 小池義治さんに訊く
パンデミックの当初より、富士市内の感染状況や対策、行政の情報発信のあり方を市会議員の立場から追いかけてきた小池よしはるさんに、コロナ後の富士市の未来予想を伺いました。
愛犬だってマルシェしたい『ドッグマルシェ富士山』
毎月朝霧高原などで開催されている、犬と犬好きのための交流の場に参加してきました。はたして愛犬と飼い主のお友だちづくりは成功するのか?
60代ライターの散歩道【道の駅 富士川楽座】
愛犬のモカ(7歳)が、朝夕の散歩に飽き足らず、お出かけしたいとせがむので、自由に走り回れるドッグランも魅力的な『道の駅富士川楽座』へ遊びに出かけた。
富士地域で活躍する専門家たちによる寄稿エッセイ。
大切にされているご神木の治療について (土壌改良編)
「樹木医って、いったい何をしているの?」といつも聞かれます。ミステリアスな職業のため、先日実施したご神木(推定樹齢400年)の樹勢回復作業(通称・治療)を例に、簡単に仕事について解説してみようと思います。
季節の機微を仕舞で継承
能楽の演目は180曲ほどあり、それらのほとんどに季節が設定されています。春と秋の演目が大多数を占め、ついで冬の曲。夏の演目はわずかしかありません。
行きたくない地獄 行きたい地獄
天気や気温が安定しない5月下旬、襟付きの長袖シャツにジャケットをはおり歩いていた私は、ノースリーブ姿の女性とすれ違いました。
ミモザの花に祈りを込めて
3月8日は国連が1975年に制定した「国際女性デー」です。黄色くかわいらしいミモザの花を見ながら、みんなに優しい社会のことを考えます。
TNR+Mを知ってください
猫たちを取り巻く過酷な環境は変わることなく、小さな命が泣いている。昨年度もたくさんの幼い命が殺処分された。人の手にかからずとも死んでしまった赤ちゃんもいる。助けを求める命を前に躊躇する人がほとんどという、悲しい現実。
能楽師は操り人形
新型コロナウイルスの影響で催しのほとんどが延期や中止を余儀なくされたため、突然の長い春休み。そんな中でも珍しく良いこともありました。姪っ子たちと遊べたことです。
ヒイラギは丸くなる
ヒイラギの名前の由来をご存知ですか?和洋の伝統行事でおなじみのこの植物はその尖った葉が特徴ですが、いつもトゲトゲしているとは限りません。